●●●●税理士と会計士の違い●●●●

税理士や会計士という業種は皆さんご存知かと思います。
しかし、この二つの仕事の違いを正確にご存知のかたは少ないのではないでしょか。
税理士と会計士では仕事の内容はもちろん、立場や持っている資格も異なります。
双方がどのように違うのかをご紹介します。

  • ●●●●仕事内容●●●●

企業から依頼を受けた会計事務所が、企業が作成した会計書類(いわゆる帳簿や決算書)のチェックをして監査報告書を渡すのが会計士の仕事です。
経営成績や財務状況を財務諸表が正しくあらわしているかをチェックしているので、この時に基準にするのが会計基準です。

税理士の仕事は、企業の依頼を受けて税金の申告書類(いわゆる確定申告書。会計書類とは違います)を作成する事が仕事です。
会計書類は税務申告のために不可欠なので、税金の申告のために会計書類をチェックすることはありますが、最終的に確定申告書さえ誤っていなければ、会計書類の訂正を指摘する必要はありません。
また、この時に基準にするのは税法です。

このように、単純に見ても会計士と税理士の仕事の違いがはっきりと分かります。 会計士は経営状況や財務状況を会計書類が適切に作成されているかについて太鼓判を押す事、税理士は税務のための申告書類を作る事を目的としています。
会計書類の作成はどちらも、法令上問題がなければ作成します。
公認会計士は会計や監査のプロとして厳しく書類の監査を行います。
この監査は独占業務にあたります。
その他にも非独占業務として企業のコンサルティング業務や経営支援も行っています。
税理士は税務に関する仕事を独占業務として行っています。その他にも税務に関する相談をうけています。

  • ●●●●立場●●●●

書類のチェックを行う会計士は、企業とは関係ない第三者的な立場で仕事を行います。
しかし税理士は企業の代理人、つまり企業側という立場で仕事を行います。

  • ●●●●資格●●●●

税理士になるには、税理士試験に合格し、税理士の資格を得なければなる事ができません。
法律学や経済学を履修したもの、専修学校を履修したもの、専門の事務所に3年以上補助業務をした事のあるものなどが受験資格を持っています。
科目ごとに合格する事が可能で、仕事をしながら高齢で受験する方が比較的多くなります。資格を取得した上で、税理士会連合会に登録を行います。

会計士は、公認会計士法によって定められた公認会計士試験に合格し、大企業の監査や高度な会計業務に関する実務経験を2年、それと並行して実務補修所に3年通学し、そこの修了試験に合格しなければなりません。
こちらは国家試験で、現在は受験資格は必要ありません。
科目ごとの合格には期限や条件がついているため、基本的には全科目合格を目指すので、仕事とは並行せずに若いうちに受験する傾向があります。
公認会計士協会に登録を行います。
どちらも難易度が高く、これらの試験に合格した会計士や税理士は、専門知識も豊富なスペシャリストと言っても良いでしょう。


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